ご挨拶

Vego Japanのファニーと申します。Vego Japanを訪問してくださり、誠にありがとうございます!

私はスウェーデンの出身で、2017年に来日して東京に住んでいます。スウェーデンの食文化では、元々は動物性が多かったのですが、最近の20年ぐらいですごく変わりました。普通のスーパーでも、色んなヴィーガン食品として大豆ミート、乳製品を使っていないヨーグルト、オーツミルクなどが売られています。

レストランに行くと、ほとんどどこに行ってもベジタリアン料理の選択があったり、頼めばヴィーガンにも対応してくれます。

日本に来たばかりの時、ベジタリアン/ヴィーガンの食材を探していた私は、ちょっと困りました。でも、良い事は、自分で大豆のそぼろを使って、ソイミート団子作りを始めたことです。あの時はヴィーガンチーズを食べたかったから、ヴィーガンチーズも、寒天などで作ってみましたが、そのやり方はあんまり美味しくなかったのであきらめました。

日本に慣れて、ヴィーガン食品をどのウェブページから注文できるかが分かって、仕事も始めて、自分で全部作るのはだんだんなくなってきました。

3年後、2020年にコロナウィルスが流行しました。私は外出自粛し、自宅にいる時間は増えました。

一説には、コロナウィルスは動物に負荷がかかる環境から変化し人に伝染したウィルスといわれています。この理由だけでなく、気候変動の問題からも、食品産業を変えていかなければいけないと思いました。そのように考えて、日本で現在買えない、もしくは買いにくいプラントベースの物を輸入できないかと考え、最初は輸出入を始めるつもりでした。今でも国際的なヴィーガンブランドの輸入や、日本発の先進的なヴィーガン商品の輸出を始めてみたい、という想いがありますが、準備段階です。個人から身近に始められることとして、趣味でやっていたヴィーガンチーズ作りでカシューナッツを発酵させたものを中心に、ヴィーガンチーズを生産し売り始めようかと考えるに至りました。

スーパーでスライスされた溶けるタイプの豆乳チーズもいいですが、週末に何か美味しいものを食べたい、ワインと一緒で食べたいというなら、ちょっと違うと思います。

そのままで美味しく食べられ、発酵が十分になされており、風味に妥協のないヴィーガンチーズを販売しようと思いました。レシピは、インターネットで調べたり、自分の試行錯誤で、様々な種類のチーズを作ることができました。

皆さんに私たちのプラントベース、ヴィーガンチーズを楽しんで頂けましたら幸いです!